ウラジオストク旅行1日目、成田空港から出発です。
アエロフロートで予約しましたが、子会社のオーロラ航空の飛行機でした。
成田14:05発 ウラジオストク17:25着。
飛行時間は2時間半です。
日本とウラジオストクの時差は1時間、ウラジオストクの方が1時間早いんですね。
機内食。
チキンハムのサンドイッチ。
あっという間にウラジオストク空港到着です。
空港ではロシア感満載の熱烈歓迎を受けました。ただし無言。
ウラジオストク空港。
ロシア語のBはV、CはSです。何となく「ウラジオストク」です。
空港から宿まではYandex.Taxiを使いました。
クレジットカードを登録しなかったので、支払いはキャッシュで。
普通のタクシーより安く行けるし、行先を説明する必要もないので楽です。
滞在中、何度かYandex.Taxiを使いましたが、ロシアのドライバーはみなさん激しく飛ばします。
身体が大きく、愛想もなく無言なのでちょっと怖い感じもしますが、降りるときにお金を払うとすごく優しい笑顔で「サンキュー」と言ったりします。見た目ほどは怖くないのかもしれません。
もちろん、油断は禁物ですが。
宿はBooking.comで予約したアパートメントです。
Yandex.Taxiで到着するとアパートの前でオーナーさんが待っていました。
案内されて最上階の5階まで階段で上がります。
部屋に入ると奥さんも来ていて、2人でキッチンやシャワー、洗濯機の使い方、wifiのことなど説明してくれました。とても感じのいいご夫婦です。
その場でルーブルで宿泊料金を払います。
出るときに鍵を置いておく場所を教えられ、そこに鍵を置いて出れば連絡しなくてもいいからと言われました。
ウラジオストクはものすごく韓国人旅行客が多く、そのせいかオーナーにカカオトークのIDはあるかと聞かれ、カカオの友だちになりました。LINEはロシアでは基本使えないので。
滞在中に何か困ったことがあったらカカオトークで連絡してくださいとのことでした。
お部屋のご紹介です。
玄関。子ども用含め傘が4本ありました。
キッチンです。
必要なものはほぼすべて取り揃えてありました。
ベッドルーム。ダブルベッドです。シーツの柄がマリンなのはウラジオストクだからでしょうか。
リビング。
リビングのソファはベッドにもなるソファベッドで、ベッドにするとダブルサイズです。
Booking.comでは定員4名になっていました。
夫のお気に入りになったブラブラ椅子。
ベランダにはお花の鉢植。
バスルームには洗濯機もありました。
ヨーロッパによくある熱いお湯が出てくるタイプで、私の認識が正しければ設定が60度になっていたと思います。
洗濯するとすべて青みが強くなるという謎の現象がありました。
お部屋は最上階でよかったのですが、階段しかないのがときに辛かったです。
きれいにリニューアルされているお部屋に比べて共用部の階段は古くて暗かったです。
写真はちょうど陽が差している時間帯ですが、観光から帰ってきてうす暗く暑い階段を5階まで登っていくのはちょっと面倒でした。
アパートメントの場所はウラジオストク駅のすぐ近く。
立地は最高です。
荷ほどきをして、いい頃合いなので夕食に出かけることにします。
お店はアパートメントから歩いて3分ほどの場所にある「Сациви(サツィヴィ)」というお店です。位置的にはアパートメントの裏という感じです。
ジョージア(グルジア)料理のお店です。
民族衣装でお出迎えです。
えびのピザ。
ピザという名前ではなかったと思うけど、出てきたものはほぼピザのようなものでした。
ヒンカリ。ジョージアの小籠包みたいな。
食べ方は、上の部分を手で持って食べ、手で持った部分は食べないで残します。
私は知らなかったのでご丁寧にナイフで切って食べ、おいしい汁をすべてお皿に残しました。
そして残すべき上の部分を「生煮えのちくわぶみたい」と言いながらナイフとフォークで完食しました。
私のまねをして夫がナイフとフォークで食べようと構えた瞬間、お店の人が小走りにやってきて、ここを手で持って食べて、その部分は食べないで残してね、と教えてくれました。
もっと早く言ってほしかったよ……
ヒンカリの形をした塩コショウ入れ。
えびと野菜の串焼き。
食事を終えて外に出るとすっかり暗くなっていました。
ぶらぶらと夜の街を歩きます。
中央広場。
革命戦士の像でしょうか。
沿海州州政府庁舎。
聖堂の前にアムールトラ。
ソビエトの面影。
街並みはヨーロッパ。
適当なところで夜の散策を切り上げ、スーパーに立ち寄って帰りました。
スーパーで買ったアイスクリーム。
袋から出してみるとちょっと寂しかったというオチで、ウラジオストク1日目、終わりです。