搭乗 10月9日
羽田 10:40発⇒JFK 同日10:35着 プレエコ
反映 10月12日前後
FOP 7123
マイル 8404
いよいよ修行を兼ねたニューヨーク旅行の日がやってきました。
羽田空港からJL0006便に乗ってJFK空港に乗り込みます。
念願のアメリカ本土初上陸の瞬間を、いよいよ体験できるのだと思うと胸が高鳴ります。
羽田空港でチェックインし、プレエコなのでサクララウンジに向かいます。
3泊5日の弾丸ぎみの旅行なので、荷物は機内持込みのスーツケースだけです。
ラウンジに入ってすぐのところに荷物を入れられるロッカーがあるので、スーツケースをそこに入れてラウンジ内では身軽に動けるようにしておきます。


朝早く家を出て、何も食べていなかったのお腹が空いていました。
結構な量を食べていますね。
カレーが有名ですが、私は過去に上級会員のお伴で何度かこのラウンジに入ったことがあり、そのときカレーを食べたので、今日はパン類を中心に頂きます。
スコーンが美味しかったです。
このあと飛行機に乗って機内食を食べるので1つだけにしておきましたが、そうでなければあと2つくらい追加で食べたかったです。
プレエコの優先搭乗があったのかも知れませんが、優先搭乗する人があまりに多かったのでゆっくり最後の方で乗りました。
機内ではまず飲み物の提供があり、シャンパンを頂くことにします。

一度目の食事は牛バラ肉の煮込みを食べました。残念ながら撮ったはずの写真が残っていません。
そのあとは好きなときにカップ麺の「うどんですかい」などを頼めるようになっていました。
そして2回目の食事は「AIR吉野家」です。 こちらは写真が残っていました。

しばらく和食は食べないことになるので、うれしいです。
おそよ14時間の飛行時間、長かったですが、映画を2本見て、食事をして、トイレで歯磨きをし、辛くはなく過ごせました。
着陸時間が近づき、いよいよアメリカ本土初上陸の瞬間が迫ってきます。
しかし、私にはまた別のものも迫ってきていました。
シートベルト着用のサインが出たころから、(あ、なんかお腹痛い)となり、お手洗いに行きたくなってきました。そして着陸したときにはかなり切羽詰まった感じになっていました。
シートベルトサインが消え、棚からスーツケースを下して列を作ってドアが開くのを待ちますが、なかなかドアは開かず、列はまったく動きません。
(着陸してるけど、いま、機内のトイレに入っていいんだろうか?でもいま入ったらみんなに見られちゃうな、なんか恥ずかしいな)
恥ずかしがり屋の私は、列を離れてトイレに入る決心がつきません。しかし一方で、状況はかなり緊迫してきていて、このままではアメリカ本土初上陸が前代未聞の悲惨な思い出になってしまう、と焦ります。
機内のトイレに入るべきか、我慢に賭けるか、激しく逡巡していると、やっと列が動きだしました。出たらすぐトイレがあるよね、羽田だって、成田だって入国審査の前にトイレがあるから、アメリカだってあるよね、そう思いながら列に押し出されるように機内を出て、小股の急ぎ足できょろきょろしながら入国審査へ向かいます。
ない!ありません!
トイレが見つからないまま入国審査まで来てしまいました。結構な人数が列をなしているではないですか。
「トイレどこですか?」
これがアメリカ本土初上陸を果たして最初に放った言葉です。
すると「とにかく、お前は左に行くんだよ」と言われた気がします。
左にはそう、入国審査の長い列。オー、ノー!!だけど、仕方ありません。
列を整理している係員にパスポートのページをめくってチェックされ、お前は機械の方へ行けと言われたので機械の方へ移動。
機械の合間にも係の人が立っています。
英語がよくわからない上に機械音痴の私は、不安なので係員がそばにいる機械に並び、前の人が教えてもらっているのを後ろからじっと見つめ、そのとおりにやってみます。機械通過。幸いにもこのときには入国審査に対する緊張でお手洗いのことは忘れていられました。
機械通過後、入国審査のブースでは「ただの観光?」「はい」「何日間?」「4日間」の会話だけで済みました。スタンプを押してもらうと、安心したせいか、またもや差し迫った状況になり、出口にいた職員に2度目の「トイレどこですか?」を投げかけます。
「右の端っこ」
礼を言って早足でトイレに駆け込み、事なきを得ました。
大きな解放感、ほっとした気持ち、持ちこたえられたことによる達成感、これが私のアメリカ本土初上陸に刻まれた記憶です。
とにかく、こんなふうにニューヨーク旅行の第一歩を踏み出しました。
マンハッタンを歩きまくった旅行の中身は「ひとり旅」のカテゴリーにアップしてあります。